2006年01月17日

風花

1yuki0601.jpg



今日はとても 風が強いです。
風に 吹き送られてくる雪を ”風花(かざはな)” というのは
ご存知でしたでしょうか。
ってことで この無風状態のような絵(笑)のタイトルに
風花、は ちょっと違うんですけどね。ホホッ。

堅いこといわない、いわない。
名前が綺麗だから使ってみたくって^^
大目にみてください。

さて、その”雪”・・といっても
空から 舞い降りてきてる雪、
この絵のは ちょっとわかりづらいですよね;

これは 水彩画なんですけど
”水をたっぷりめの色”を のせたあと
まだ濡れている状態で
『塩』をパラパラパラ・・・と振ると
乾いてくるにつれ 塩のところが
雪の結晶のように 白く変化してくるんですよ。

おどろき! 化学の実験のようでしょう?(笑)
それはおもしろい! と、思って早速 試しに描いてみたのが
この絵です。

仕上がりを 見てみると・・
雪というか 花というか・・
ちょっと はっきりしないかな
と、いうことで 風花って言葉が
ぽやんと頭に浮かんでしまって
実は このタイトルにしてしまった次第です。

でも・・綺麗な言葉ですよね・・。
posted by うさこ at 15:00| Comment(6) | 水彩画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
大目にみて下さい。と言われても
小さなお目目のみっちゃんには無理;;
だから〜そういう意味じゃないっつうノ。
そうか、そうか。
なかなか面白いじゃないですか〜。
へぇ・・そうなんだ〜〜。
ヨシ! 実験してみようかなぁ♪
遊び心、だ〜い好き☆
色んな描き方があると思うけれど
枠にハマらないで自由に伸び伸び〜〜。
いいですよね。^^
Posted by michiko at 2006年01月17日 19:07
ありゃ、みっちゃん 目ぇ小さすぎて
目薬が入らないよ。
そんなにちっちゃくな〜〜い!(笑)
違う違う、目薬丸ごと入れたろうと思ったのさ。
ひゃ〜〜;
しょ〜もな。ククッ。

これ、工夫したら 桜の時期には
桜のようにもならないかな〜と思って^^
この滲んだところに 薄く枝を描きこんでやったら・・
無理かな; でもこれ、なかなか楽しそうでしょ♪
みっちゃん、今度挑戦してみるのだ!

・・・と、自信がないから みっちゃんにやらせる。(笑)
Posted by うさこ at 2006年01月17日 23:34
峠で出会った不思議な少年と遊んでいるうちに
いつの間にかあたりは薄暗くなり
そして吹雪いてきた
善太と良二は顔を見合わせた
これでは本格的に暗くなるまでに里にたどり着けない
不思議な少年は二人の心を見透かしたか
「よう今日はよく遊んだのう また来いや 俺はいつでもこの峠におるで」
そう言うと
懐から何かの包みを取り出して
その包みの中のものを横殴りの雪にまいた
「びょうびょう吹雪 花となれ」
するとあれだけびょうびょうと吹いていた吹雪がすっかりやんで
結晶のように凍った雪が目の前で光り始めた
「あの風花が 道を照らしてくれるで その後をついていくだぞ」
不思議な少年が言い終わるか言い終わらぬかのうちにぴゅうと風が吹くと
しーんと静まって風花が照らす峠に
善太と良二が残された


画家が絵を描く材料は絵の具だけじゃなくて、
様々なものを塗り込めたりするのは最近知りました。
塩まで使う技法があるとは面白いですね。
絵を見てたらまたお話が浮かびました。
Posted by せいや at 2006年01月18日 05:47


暗闇がことさら 気をせかした
玄関で もたつかなくてもいいように
小走りのまま バッグに手を突っ込んで
鍵をコートのポケットに移す

台所の小窓の 薄明かりを見て
やっと良子は 得も知れぬ不安から開放された
古びたドアの向こうからは 何の気配もしない
そっと玄関のドアを開ける

暖かさの残る空気が ふわり良子を迎えた
つい先ほどまで 起きていたであろう我が子の姿を思うと
切なさで胸がいっぱいになる
お仕事、休めなくてごめんね・・

枕もとには 何冊もの本
布団からはみ出している 小さな右の手を
そっと布団に戻して おでこを撫でた
冷えきった手のひらに すっかり熱のひいた
暖かな体温が伝わってくる
良子は優しい眼差しで 少年の寝顔を見ていた


ボォボォと燃える炎の音と
暖かくなってきた頬の温度に
少年は うっすらと瞼を開く

善太と良二は ちゃんと峠を降りられたかな
ぼんやりとした意識の中で
そんなことを思っていた

水の流れる音がする・・
あれ・・雪の中にいたはずなのに
なんだかあったかい・・
いけない 僕も帰らなきゃ
お母さんが心配する
お母さん・・お母さん・・

ごめんね、お鍋洗ってたから起こしちゃったね
ストーブの上のうどん、残さず食べてえらかったね
もう大丈夫 明日には学校へ行けるからね
安心して もう少しおやすみ・・


その頃、遠く時空を越えた 峠の麓の村では
善太と良二 それぞれが
無事に家へと辿りつき 心配しまくったお母さん達に
こっぴどく叱られていたのでした。(ゲゲッ;)

けれど次の日も 不思議な少年と遊びたくって
峠へと向かう 懲りない善太と良二なのでした。
でも・・不思議な少年と 再び会うことは出来るのかな ’’?(笑)


せいやさん、いつも素敵なお話をありがとうございます!
毎回 凄いなぁって思うけど
今回のは よくまぁ つじつまの合わない
この絵とタイトルを生かして それも少年達の不思議なお話、
よく浮かぶなぁって えらく感心してしまいました。

本当に本を読んでるような 感覚になりました。
なんだか こんな所に眠らせておくの、勿体無いですね・・;

今回は 私もちょっと悪戯がてら(笑)せいやさん真似て
無理やりお母さん役に 名前をつけてしまいましたよ。
ちょっと変?f^^;
あ、書き方の真似は出来ませんでしたけどね;
塩、おもしろいでしょう^^




Posted by うさこ at 2006年01月18日 12:29
まさかここで子供のころの自分達親子に出会うとは思いもよりませんでした。
うさこさん、ありがとうございます。
枠の外にもう一つお話を作っちゃうなんて
さすがだなあと思います。
また善太と良二がこっぴどく叱られたというくだりは、
うさこさんならではですね。

絵の感じとその不思議な技法への思いが
きっとこの話を思いつかせたのでしょう。
思いつきだけなので、まだまだ足りない部分があるでしょう。
でもそれが懐かしい記憶を呼び覚ますのにつながって本当にうれしい限りです。
Posted by せいや at 2006年01月18日 17:52
途中で気づいて げげっ;っていうの期待して
出だしはバレないように 書いたつもりだったんですよ。これでも(笑)

私はどうしても ありがちなものしか浮かばないので
善太と良二には 申し訳ないけど
叱られてもらいました(笑)

鍋焼きうどんのお話を 読んだとき
子供を部屋に残して
仕事に出なきゃならなかった お母さん、
気になって 仕方なかっただろうにな・・
それがよっぽど 心に残っていたのでしょうね
なぁぜかここに 登場してしまいましたf^^;

でも うれしいって受け止めてもらえて
ちょっぴりホッとしました
私も 今日、ここでこうして
『鍋焼(なべやき)/もしもこうだったら編 』(笑;)
書くなんて思ってもいませんでした。
なんか・・おもしろいですね^^


Posted by うさこ at 2006年01月19日 00:13
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